2016年11月17日木曜日

【活動報告】茶産地見学in静岡

2016.10.30-10.31 日本茶インストラクター協会京都府支部研修会のレポート

「世界お茶まつり2016と静岡お茶巡り」(旅行企画実施:株式会社そふと研究室)

参加者:21名
▼1日目 JR京都駅から新幹線でJR静岡駅、在来線でJR東静岡営到着
「世界お茶まつり2016」(グランシップ)では約4時間の限られた時間だったが、個人で自由にお目当てを目指してGO。 販売ブースも広く、セミナー等も沢山あり、期間中(4日間)ずっと滞在していても良いくらいの大規模イベントでした。
(感想)興味深いブースがたくさんあり限られた時間内ではとても時間がなく残念でしたが、品種茶専門店の”自分好みのお茶を見つける”ワークショップに参加、初耳の様々な品種を味わうことが出来よかった。
JR静岡駅到着後、静岡北ワシントンホテルにチェックイン。
17:30より研修会
桑原氏の言葉が印象的。静岡の茶園面積、荒茶生産量が減少している近年
・需要を増やしていく工夫
・人とちがうものを少しずつ作っていく。
・人と違うことをして生き延びる
19:00より食事会  静岡支部の方々と交流会。
       
▼2日目 
8:00ホテル出発。貸切バスで日本平へ。日本平ロープウェイにて国宝久能山東照宮見学。
神社というより山城のような印象、城壁のような石垣や登りにくく、高い石段があった。
11:00やぶきた原樹見学  藪北原樹は樹勢が衰えてきているので現在は手入れの途中。
(感想)やぶきたの原樹が思ったより小さかった。歴史的な樹なので守り続けて欲しい。
藪北原樹の近くにある彦三郎翁の記念茶園。翁に選抜された品種が植えられています。

11:30「魚竹寿司」にて歴史と地場の食材「静岡ちらし」のランチタイム
五つの食材を必ず使って、各寿司店オリジナルのお寿司を提供しようという取組み。
発案者は、こちらのお店の御主人です。必ず使う食材は次の五つ。
一、まぐろ(生、ヅケ問わず)
二、桜海老(静岡産の生、釜揚げ、佃煮等も含む)
三、〆物(静岡産のアジ、サバ、コハダ等の酢〆魚)
四、お茶(静岡産の粉末、抹茶等)
五、わさび(静岡産のわさび漬け等加工食品含む)
(感想)五つの食材に加え、穴子、りんご、トマト等季節の野菜くだもの等もバランスよく加えられ、大変美味しく頂戴いたしました。
13:30玉露生産農家 前島東平氏宅、もてなし処「茶ばら」にて「つゆ茶」体験。



15:10茶の町コンシェル参加茶商訪問 茶町と茶商の仕事紹介
茶町kinzaburo 前田冨佐男さんの所にて
        

17:11発JR静岡駅から新幹線でJR京都駅帰着 解散 (お疲れ様でした)

(感想)静岡は濃い水色の深蒸し茶と思っていましたが、山のお茶、平坦のお茶がある。山のお茶は香りがいいので浅く蒸す。その他、中蒸・深蒸と各々に適する栽培、製造をされていることを知り勉強になった。
(感想)宇治茶以外のお茶を知ることで、宇治茶の知識がより深まったと思う。知識向上になった研修でした。ありがとうございました。

最後に。。
ご参加いただいた皆さま有難うございました。また、添乗などお世話になりました小島様をはじめとする静岡県支部の皆さま、旅行の企画運営にご尽力頂いた「株式会社そふと研究室」坂野様、京都府支部幹事竹村様 素晴らしい茶産地見学研修会となりました。この場をお借りして感謝申し上げます。(京都府支部事務局)

2016年11月16日水曜日

【活動報告】「宇治茶まつり」抹茶アート・石臼体験

2016年11月12日(土)第69回関西茶業振興大会京都府大会、宇治茶まつり消費イベント(主催:同実行委員会)が宇治公園塔の島・橘島で開催されました。日本茶インストラクター協会京都府支部は、抹茶アート教室&石臼体験ブースを担当し、約200名の京都府民・国内外観光客の皆様に楽しみながら宇治茶の良さをアピール致しました。
 
  

2016年9月6日火曜日

【活動報告】焙じ茶を楽しむ研修会

2016年8月28日(日)日本茶インストラクター協会京都府支部主催、焙じ茶を楽しむ研修会を京都府茶業センターにて開催しました。

株式会社協栄製茶代表取締役馬場庄吾氏を講師にお招きし、ほうじ茶の製造工程をわかり易くご説明いただいたあと、参加者46名が5グループに分かれてお茶を焙じる実習を楽しみました。皆様のご協力のもと盛会のうちに終了致しましたこと、心より感謝申し上げます。

◆第一部 焙じ茶の製造工程紹介 馬場庄吾氏 13:30~14:00
馬場様の説明には熱のこもった質問がたくさん出ていました。
◆第二部 焙じ茶製茶実習(グループ毎) 14:10~15:30

5つの茶種荒茶(碾茶骨、刈直し、雁が音、煎茶、そうふう)を炮烙(ほうらく)とフライパンを使って焙じてみます。会場中がお茶のアロマで満たされていました。

茶品種による違い、火加減、焙じ時間による違いなど、微調整で味も香りも異なるお茶に変化することを、参加者は楽しんで体験できたのではないでしょうか?



焙じたお茶は水色・味・香りを確認するために試飲。同一重量、時間の条件で焙じ、同一条件で淹れる方法で飲んでみます。
↓ 煎茶 左:焙烙、右:フライパン



◆第三部 講評(グループ毎)、総括(桑原) 15:30~16:00

最後にグループ毎に代表者が講評発表し、善し悪しの違いを共有しました。総括でマイ焙じ茶を上手に作るコツを桑原副支部長にお聞きしましたが、目から鱗の思いでした。
本研修会を通じて、インストラクターとしての可能性を広げること、また自宅で焙じ茶を作る楽しみを知っていただけたのではないでしょうか。多数のご参加誠に有難うございました。






2016年6月20日月曜日

【活動報告】平成28年度宇治茶ムリエ養成講座 京都産業大学

6月14日、今年度初の宇治茶ムリエ養成講座に行ってきました。松石支部長が美味しい玉露の淹れ方を大学生の皆様に紹介し、そばで見守る学生さんには京都府茶協同組合から水出し玉露のふるまいがありました。ほんまもんの宇治茶の味わいを知って、喜んでいただけたと思います。

宇治茶love フェイスブックページ (記事抜粋シェア)
昨年度から実施しています「宇治茶ムリエ養成講座」ですが6月14日(火)は京都産業大学で実施させていただきました。大西副学長先生からのお声かけがあり実現した今回の講座。お昼休みを利用しての実施でしたが、多くの学生さんが集まってくださり、活気ある講座が開催できました。講座をきっかけに、ご自宅でもお茶を飲んでくださいね。夏は、急須がなくても作れる水出し玉露もおいしいですよ。


2016年6月1日水曜日

宇治茶多言語マップ及び販売店用指差し会話帳

会員各位

宇治茶の魅力海外発信プラットフォーム(事務局:公益社団法人京都府茶業会議所)では、英語、中国語(簡体字・繁体字)対応①多言語マップ(京都、山城) ②販売店用指差し会話シートを作成しました。日本茶インストラクター協会京都府支部は、訪日外国人の方、旅行客を中心に(国立京都国際会館、ハイアットリージェンシー京都ホテル、関西空港他)宇治茶呈茶およびアンケート調査などに協力しました。海外からのお客様に宇治茶をPRする際、ぜひお役立て下さい。多言語マップが必要な方は事務局までご連絡下さい。指さし会話シートは、宇治茶普及活動欄データリンクからご利用下さい。

2016年5月6日金曜日

【活動報告】平安神宮献茶講(平成28年度)

2016年5月3日、4日、5日
新緑が眩しい平安神宮額殿にて宇治新茶奉納・呈茶に協力しました。GWで全国各地、海外から来られた参拝者や市民の方々に、京都府支部インストラクター・アドバイザーが新茶の美味しい淹れ方を紹介しながら、旬の味わいをたのしんでいただきました。


2016年5月3日火曜日

【活動報告】宇治新茶八十八夜茶摘みの集い2016

2016年5月1日(日)10:00-15:00
清々しい新緑のもと、宇治茶会館(第一会場)&茶業研究所(第二会場)にて平成28年度「宇治新茶八十八夜茶摘みの集い」が盛大に開催されました。大勢のお客様にご来場いただく中、日本茶インストラクター協会京都府支部は、宇治茶会館2階会場「美味しいお茶の淹れ方教室」、3階会場「ホットプレートによる簡単な製茶体験」を担当しました。お越し下さいました皆さま、ご協力頂きましたスタッフ皆さま有難うございました。



淹れ方教室
ホットプレートによる簡単な製茶体験