2024年7月29日月曜日

【活動報告】茶話会2024 ~お家で簡単 茶葉の保存~

日 時  令和6年7月21日(日) 13:00~16:00
場 所  文化パルク城陽 第3会議室
参加者  30名

 今年も、お茶に興味のある方々が集まって、自由に交流ができる機会を持つことを目的として茶話会を企画しました。

日程は、講演と茶話会で構成しました。講演は、専門家からお茶を上手に保存するポイントについて話していただきました。茶話会は、5種類の異なる保存方法のお茶を淹れ、飲み比べをした後、交流会を持ちました。お茶とお菓子を囲んで、飲み比べたお茶の感想や日頃のお茶への思いを意見交換していただきました。飲み比べたお茶が想像以上に違っていたので、活発な交流がなされました。

 ■講演「開封後も美味しく飲める茶葉の低コストで簡単な保存法」

京都府茶業研究所主任研究員の竹村香里先生よりとてもわかりやすく説明していただきました。家庭で開封後も1か月間美味しくお茶が飲める簡易な保管技術の提案を目標とし、次の試験結果が報告されました。
試験1 茶葉の含水率、酸素、温度の変化が茶の品質に及ぼす影響を調査。
試験2 保管容器が茶の品質に及ぼす影響を調査。
試験結果から、保管時の3つのポイントが指摘されました。①酸化・吸湿の防止(脱気容器)、②温度変化の緩和(魔法瓶水筒)、③低温の維持(冷蔵庫)
参加者皆さん熱心に聞き入っておられ、質疑応答も活発に行なわれました。
■茶話会
5つのグループに分かれて、異なる保存方法のお茶を飲み比べました。
5種類のお茶は次の通りです。約1カ月Aを除き常温で保管しました。

A未開封(冷蔵保存) B茶袋の開封口を折り曲げて保管(常温) C茶缶に入れて保管(常温) D脱気容器に入れて保管(常温) E保温ポットの中に入れて保管(常温)

まず茶葉の外観を見て保存方法を予想します。次に同じ方法で淹れたお茶を飲んで、保存方法を予想します。皆さんの鑑定が終わったのを見計らって、司会の方から正解を発表しました。その後、グループで自己紹介と感想など出し合い、交流を始めました。

資料茶の鑑定は、外観の見分けが難しかったです。水色の違いは確認できましたが、保存方法を見分けるのは難しかったです。
交流は、和気あいあいと活発な意見交換ができました。「一番良い(未開封)のはわかったけど、あとは茶葉の外観にそれほど差はなくわからなかったがとても興味深い研修でした」「お茶の概評をもう少し詳しく教えて欲しかった」「日頃交流のない方とも話ができて良い機会でした」などの感想をいただきました。
今後も引き続き、お茶好きの方々が気軽に参加していただけるイベントを企画していきたいと思います。 

2024年7月2日火曜日

【活動報告】対面式宇治茶ムリエ講座(R6-6月)

宇治茶の郷づくり協議会(京都府山城広域振興局・京都府茶業会議所他)メールマガジン7月号(Vol.145)から以下、抜粋転載させていただきます。
京都府支部会員の皆様、いつも有難うございます。笑顔の素敵な講師として、引き続きおいしい宇治茶で癒しのひとときを、お伝えして下さいますよう宜しくお願い致します。(日本茶インストラクター協会京都府支部)
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 2024年6月11日、18日に対面式の「宇治茶ムリエ講座」を宇治茶会館で開催しました。合計53人の参加があり、宇治茶の本格的なおいしい淹れ方や歴史、文化について学んでいただきました。
 大変好評でしたので、第2回の開催も予定しております!開催日程が決まりましたら、「京都やましろ・宇治茶の郷ホームページ」等でお知らせいたしますので、まだ「宇治茶ムリエ講座」を受けたことが無い方はぜひご参加ください♪
□ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/