2016年9月6日火曜日

【活動報告】焙じ茶を楽しむ研修会

2016年8月28日(日)日本茶インストラクター協会京都府支部主催、焙じ茶を楽しむ研修会を京都府茶業センターにて開催しました。

株式会社協栄製茶代表取締役馬場庄吾氏を講師にお招きし、ほうじ茶の製造工程をわかり易くご説明いただいたあと、参加者46名が5グループに分かれてお茶を焙じる実習を楽しみました。皆様のご協力のもと盛会のうちに終了致しましたこと、心より感謝申し上げます。

◆第一部 焙じ茶の製造工程紹介 馬場庄吾氏 13:30~14:00
馬場様の説明には熱のこもった質問がたくさん出ていました。
◆第二部 焙じ茶製茶実習(グループ毎) 14:10~15:30

5つの茶種荒茶(碾茶骨、刈直し、雁が音、煎茶、そうふう)を炮烙(ほうらく)とフライパンを使って焙じてみます。会場中がお茶のアロマで満たされていました。

茶品種による違い、火加減、焙じ時間による違いなど、微調整で味も香りも異なるお茶に変化することを、参加者は楽しんで体験できたのではないでしょうか?



焙じたお茶は水色・味・香りを確認するために試飲。同一重量、時間の条件で焙じ、同一条件で淹れる方法で飲んでみます。
↓ 煎茶 左:焙烙、右:フライパン



◆第三部 講評(グループ毎)、総括(桑原) 15:30~16:00

最後にグループ毎に代表者が講評発表し、善し悪しの違いを共有しました。総括でマイ焙じ茶を上手に作るコツを桑原副支部長にお聞きしましたが、目から鱗の思いでした。
本研修会を通じて、インストラクターとしての可能性を広げること、また自宅で焙じ茶を作る楽しみを知っていただけたのではないでしょうか。多数のご参加誠に有難うございました。