
2025年12月23日火曜日
2025年12月16日火曜日
【お願い】茶論97号掲載個人活動報告提出のお願い
◆締切:令和8年1月3日(土)までに京都府支部事務局へ
*支部で一括して本会に送信しますので、締切厳守でお願いします。
*締切日までに報告が無かった場合は掲載に間に合いません。
*活動報告は本会正式資料として使用します。例)行政府への業務実施報告用等。
*掲載紙面の都合上、『個人の活動報告』は、会員ページへの掲載になります。NPO法人日本茶インストラクター協会の会員ページで各自ご確認お願いします。
◆送付先:nihoncha-inst.kyoto@car.ocn.ne.jp 京都府支部事務局
◆2026年度活動報告スケジュール下記日程で予定しております。
97号(新春号) 10~12月分報告締切:1月上旬 98号(新茶号) 1~3月分報告締切:4月上旬99号(涼茶号) 4~6月分報告締切:7月上旬100号(蔵出号) 7~9月分報告締切:10月上旬101号(新春号) 10~12月分報告締切:2027年1月上旬

【スタッフ募集】宇治茶ふれあい教室
また、参加者が多数の場合は組合事務局にて決定いたします。通知については電話又はメールで御連絡いたしますのでよろしくお願いたします。御多用のところ、誠に恐縮に存じますが、御協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。
住所: 京都府京田辺市大住池平2
・日程 令和令和8年1月20日(火)
・時間 現地集合9時10分
解散16時30分(予定)
・対象 1年生 184名
・内容 お茶の歴史や地理、種類に関する講義(約15分)
玉露の淹れ方教室(約30分)
質疑応答(約5分)
※座学については事務局が担当します
・募集 日本茶インストラクター4名
・謝礼 有り(交通費別)
・駐車場 有り
・昼食 ご持参ください
※募集締切 令和8年1月12日
2025年12月12日金曜日
【活動報告】茶産地研修~千利休と堺歴史探訪
日時 2025年11月16日(日)
参加者数 29名
結果報告
今回は、例年の茶産地研修から趣向を変え、茶の湯文化の確立と発展させた千利休の生誕地を訪ねる行程としました。例年に比べ、研修の色合いは、薄いため参加者が減るのではという危惧もありましたが、それほど減少もなく開催出来ました。ハイシーズンのため、大型バスがチャーター出来なかったので中型バスとなり、結果ちょうどよい参加人数であった。
天候にも恵まれ、堺観光のマストのスポットを巡りました。利晶の杜においては、千利休の人となりも研修出来ましたし、南宗寺や妙國寺では当時の堺の状況も見て頂けたと思います。堺市の観光スポットには観光協会からのボランティアガイドが常駐しているため細かく説明していただけたのもありがたかった。
今回は、がっつり研修ではなく、ライトな研修で会員相互の懇親、交流も図っていただけるように 自由時間もお取りしました。秋の堺を満喫して頂けたなら、幸いなんですが、参加者からは好評だったように思います。予定通りに開催でき、事故なく無事に帰還できましたのも事務局をはじめとする役員の皆様のご協力のおかげでした。ありがとうございます。ご協賛いただけました共栄製茶様にも感謝申し上げます。ありがとうございました。
以上も持ちまして茶の湯のふるさとを訪ねてin 堺市の事業報告といたします。
2025年12月8日月曜日
【スタッフ募集】宇治茶ふれあい教室
また、参加者が多数の場合は組合事務局にて決定いたします。通知については電話又はメールで御連絡いたしますのでよろしくお願いたします。御多用のところ、誠に恐縮に存じますが、御協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。
※座学については事務局が担当します
・募集 日本茶インストラクター3名
・謝礼 有り(交通費別)
・駐車場 有り
※募集締切 令和8年1月6日
2025年9月18日木曜日
【活動報告】京都府支部創立20周年記念講演会
日本茶インストラクター協会 京都府支部
創立20周年記念講演会
講演「日本茶インストラクター協会誕生秘話と茶業のこれから」
「日本茶インストラクター協会誕生秘話と茶業のこれから」と題して、桑原氏にご講演いただきました。日本茶インストラクターは、全国茶業青年団がなければ生まれていなかったというお話から始まりました。京都茶業連合青年団(京都だけ「連合」と言う名が付いている)が京都府内でどのように分かれていて、どのような活動を行ってきたか、という事を詳しく説明されました。次に1925年に京都府茶業研究所が設立され、その時期が手揉みから機械化への過渡期でもあったため、茶研の果たした役割はとても重要でした。機械化は静岡が先行したのですが、大量に普段使いクラスのお茶を作る静岡と違い、京都はもっと高品質のお茶を少量で作ることを目的にして工夫されたそうです。インストラクター制度自体は、1994年に、ある企業が社内に日本茶の資格制度を新設すると発表した事に危機感を持ち、長年同じような思いを抱いていた人達が公的な資格制度を作るために奔走し始めたという事です。桑原氏はじめ京都の森田氏、静岡の小島氏、東京の今井氏、繁田氏など、茶業界では非常に有名な方々の実名を入れて教えてくれました。2泊3日の合宿などの集まりを何回も行い、具体的なプランを練り上げ、仮称「日本茶アドバイザー制度設立準備委員会」を経て、現在に至っています。
日本茶飲み比べ
今年のお茶の相場が高騰し、危機感を持っている人が多い中、桑原氏もその一人で、2023年度のお茶と今年のお茶(主に玉露と冠せ茶)を各10種ずつ試飲しました。それぞれに値段や茶種が書いてあるのですが、どれがどれか全くわからず、参加者の皆さんはとても熱心に味見をされていました。終わった後、楽しかった、有意義だったという声が多く聞かれました。
2025年7月29日火曜日
【活動報告】茶話会2025~品種茶を味わう
参加者 30名
今年も、お茶に興味のある方々が集まって、自由に交流ができる機会を持つことを目的として茶話会を企画しました。
日程は、講演と茶話会で構成しました。講演は、宇治茶業界を担う若手の生産農家さんに茶業への取り組みについて話していただきました。茶話会は、5種類の品種のお茶を淹れ、飲み比べをした後、お好きなブレンドを作ってもらい味わうという交流会を持ちました。お茶とお菓子を囲んで、飲み比べたお茶の感想や日頃のお茶への思いを意見交換していただきました。講演も面白く、お茶もお菓子も美味しく活発な交流がなされました。
■講演「10年先を見据えた茶業の取り組み」
和束町茶生産農家の中尾祐亮先生より、お茶の価格の推移やお茶作りへの思いを熱くお話をして頂きました。ご講演の中で昨今の宇治茶の現状として次のようにお話頂きました。
・インバウンドの効果により抹茶の需要が高まる
・海外輸出では高級な抹茶が好調
・在庫確保のために大手の茶問屋がお茶を高値で取り合う
・農家は喜んでいるが茶問屋は価格が高騰により思うように仕入れられず困っている
茶生産農家である中尾先生は高値は喜ぶことだが、急激な価格高騰で消費者がお茶から離れていく可能性を感じ、複雑な心境であるとお話しされました。
参加者皆さん熱心に聞き入っておられ、質疑応答も活発に行なわれました。
■茶話会
5グループに分かれ5品種のお茶を同条件で飲み比べ
品種と淹れ方は次の通り(全てR7年産木津高校かぶせ茶荒茶)
品種:やぶきた、うじひかり、さみどり、ごこう、おくみどり
淹れ方:茶葉10g・湯温70℃・湯温70℃・浸出時間60秒
5品種を比べてみると、同じ条件で栽培製造され、同じ条件で淹れたお茶なのに水色に違いが見られたり味や香りに違いがあることに驚きを隠せない参加者もおられました。交流は、和気あいあいと活発な意見交換ができました。今後も引き続き、お茶好きの方々が気軽に参加できお茶好きの輪が広がるようなイベントを企画していきたいと思います。
~実施したアンケート~ (感想)
・講演について
「農家の現状がよく分かった」「茶業を支える若者の話が聞けて良かったし頑張って欲しい」「お茶の価格の変動に驚いた」
・品種茶の飲み比べ、ブレンドについて
「お茶のブレンドは中々出来ない体験なので良い機会でした」「お茶を介して世代を超え交流が出来てとても楽しかった」「ブレンドによって味が変化し奥深くなった」
2025年7月17日木曜日
【ご案内】京都府支部令和7年度事業計画及び進捗状況
2025年6月22日日曜日
【活動報告】創立20周年記念総会及び茶香服大会
2025年5月2日金曜日
【お知らせ】宇治茶ムリエ講座実施のご案内

2025年4月26日土曜日
【活動報告】京都府支部オンライン歓迎会・活動説明会

新認定会員5名、支部役員5名がお気に入りのお茶を飲みながら、自己紹介やこれからやってみたいこと等について話しながら和やかに交流しました。
2024年10月29日火曜日
2024年9月21日土曜日
【活動報告】セミナー「お茶を使った料理とティーマッチング」
場所 宇治茶会館第二会議室
講師 田中良典氏 「京料理 鳥米」六代目当主
演題 『お茶を使った料理とティーマッチングについて学ぼう』
参加者 30名
① 碾茶:うま味と苦みのバランスが良く色もきれい。お茶感もしっかりある。
② 玉露:うま味をたっぷり感じられる。余韻に浸ることができ、だし汁に一番近い。
③ 煎茶:茶葉の活用がしやすく、香りも良い。
④ かぶせ茶:さわやかさがあり、炭酸など酸とよく合う。
⑤ ほうじ茶:香ばしい香りが食欲を誘ってくれる。食中の油分を取り除いてくれる。
⑥ 玄米茶:玄米がしっかりと主張する中で食前の口の中をすっきりさせてくれる。
<ティーマッチング>
用意していただいた料理とお茶を飲み比べて、それらがどのように合うか評価しました。提供いただいたのはお茶を隠し味に利用した焼物・煮物・酢物・揚物・水物(5種)で、一品ずつ素材と茶の組合せのコツを伺いながら試食し、5種類のお茶(玉露、かぶせ茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶)とのマッチングを楽しみ、自分が感じたままを評価シートに記入していきました。
*美味しい調味料の割合(黄金比)
だし汁:みりん:しょうゆ
11 : 1 : 1
2024年7月29日月曜日
【活動報告】茶話会2024 ~お家で簡単 茶葉の保存~
日程は、講演と茶話会で構成しました。講演は、専門家からお茶を上手に保存するポイントについて話していただきました。茶話会は、5種類の異なる保存方法のお茶を淹れ、飲み比べをした後、交流会を持ちました。お茶とお菓子を囲んで、飲み比べたお茶の感想や日頃のお茶への思いを意見交換していただきました。飲み比べたお茶が想像以上に違っていたので、活発な交流がなされました。
A未開封(冷蔵保存) B茶袋の開封口を折り曲げて保管(常温) C茶缶に入れて保管(常温) D脱気容器に入れて保管(常温) E保温ポットの中に入れて保管(常温)
まず茶葉の外観を見て保存方法を予想します。次に同じ方法で淹れたお茶を飲んで、保存方法を予想します。皆さんの鑑定が終わったのを見計らって、司会の方から正解を発表しました。その後、グループで自己紹介と感想など出し合い、交流を始めました。
2024年7月2日火曜日
【活動報告】対面式宇治茶ムリエ講座(R6-6月)
2023年1月20日金曜日
【活動報告】研修会「手揉み製茶~京都方式の板ずりを学ぼう」
「手揉み製茶研修会~京都方式の板ずりを学ぼう!」 報告書
手揉み製茶の製法は、1738年に宇治湯屋谷(京都府綴喜郡宇治田原町)の永谷宗円により考案され、従来の茶に比べ色・香り・味ともに優良だったため、全国に広まり、今日の宇治茶手揉み製法に発展した。日本茶の長い歴史の中で培われた、芸術的とも言える手揉み茶の形状と、洗練された手揉み製茶の技術は、機械製茶が一般的となった今日においても茶製造法の原点として保存され、各茶産地で受け継がれている。
研修会では「京田辺市手揉み保存会」様より講師をお招きし、宇治茶手揉み製茶技術(宇治茶製法)だけに見られる 「板ずり」と呼ばれる最終仕上げの工程(板を使って揉み、茶の形状を丸く細く伸ばし、色・香りを良くする)もご紹介いただきながら、実際に手揉み製茶を体験した。
宇治茶会館にあるホイロ(4台)をお借りし、冷凍茶芽(品種「ごこう」・2.5kg詰×4袋)は京都府茶業会議所にご準備いただいた。宇治茶会館ピロティ―には防風・防寒のため吊り下げ式の幕も事前に設置いただき、ホイロに必要なガス設備も完備されていたので、理想的な研修環境をご提供いただけた。
参加者を4グループに分けて、それぞれに講師に付いていただき研修を実施した。講師の皆様の熟練の技術を目の前で観察し、説明や補助もいただきながら自分自身の手と体全体を使い再現してみるといった経験は大変新鮮で、茶葉が揉まれて形を変えお茶に変化していく様子は、探求心を刺激され興味深く、美しく芸術的でもあった。また、手揉み製茶の繊細で複雑な技術を機械の動きとして翻訳し、今日の機械製茶を築き上げた先人に思いを馳せることもできた。製茶工場において葉打機→粗揉機→揉捻機→中揉機→精揉機といった製茶工程で見られる機械の動きが、見事に手を使い再現されているようにも感じたが、本来は逆で、手揉み製茶の技術を機械が再現しているという事実に改めて気づくことができた。また、茶の品質や外観を大きく左右し得る手揉み製茶技術の繊細さを知り、熟練の技の向こう側に拡がる奥深い世界も大いに垣間見ることができたのは、講師の皆様の懇切丁寧なご指導のおかげであった。6~7時間にわたる長丁場の手揉み製茶研修であったが、気力・体力の折れそうな時には講師の皆様に励まされ、たくさんお茶の話も聞かせていただき、参加者どうし交流も深めることができた。
仕上がった手揉み茶は、講師の方に講評をいただいた後、参加者にお持ち帰りいただいた。時間の制約もあり、研修会場でそれぞれのホイロごとに飲み比べてみることは出来なかったが、テキストもお渡しし、参加者各自が自宅で手揉み製茶について確認・復習する機会を作ることはできた。
手揉み製茶研修会を通じて、講師の皆様に教わりながら、一般参加・日本茶インストラクターの枠を超えて同じ茶に向き合い体得できた経験や知識は、今後の様々な場面で活かされることと思います。
研修会開催にあたり、お力添えいただきました皆様、大変ありがとうございました。




























