2024年9月21日土曜日

【活動報告】セミナー「お茶を使った料理とティーマッチング」

主催 日本茶インストラクター協会京都府支部
日時  令和6年9月8日(日)13:30-15:30
場所  宇治茶会館第二会議室
講師  田中良典氏 「京料理 鳥米」六代目当主
演題  『お茶を使った料理とティーマッチングについて学ぼう』
参加者 30名

日本料理からみたお茶の魅力と、お茶を料理の素材として活用する方法など、お茶の様々な可能性についてご講演いただきました。お茶を出汁としてとらえられている点に新鮮さを覚えました。その後、お茶を使ったお料理を試食しながら、5種類のお茶(玉露、かぶせ茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶)とのマッチングを楽しみました。講演内容は、五感や五味とは、旨味の秘密や代表的な旨味成分、料理人からみた宇治茶等にについて、わかりやすく説明していただきました。たいへん興味深い内容でした。

<料理人の目線から見た宇治茶の使い方>
① 碾茶:うま味と苦みのバランスが良く色もきれい。お茶感もしっかりある。
② 玉露:うま味をたっぷり感じられる。余韻に浸ることができ、だし汁に一番近い。
③ 煎茶:茶葉の活用がしやすく、香りも良い。
④ かぶせ茶:さわやかさがあり、炭酸など酸とよく合う。
⑤ ほうじ茶:香ばしい香りが食欲を誘ってくれる。食中の油分を取り除いてくれる。
⑥ 玄米茶:玄米がしっかりと主張する中で食前の口の中をすっきりさせてくれる。
<ティーマッチング>
用意していただいた料理とお茶を飲み比べて、それらがどのように合うか評価しました。提供いただいたのはお茶を隠し味に利用した焼物・煮物・酢物・揚物・水物(5種)で、一品ずつ素材と茶の組合せのコツを伺いながら試食し、5種類のお茶(玉露、かぶせ茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶)とのマッチングを楽しみ、自分が感じたままを評価シートに記入していきました。

*美味しい調味料の割合(黄金比)

  だし汁:みりん:しょうゆ 

 11 : 1 : 1

*水分の多い料理は玉露や煎茶、油脂の多い料理には焙じ茶や玄米茶が合うのではないか?

参加者からの質問が多く、宇治茶の奥深さと可能性を発見したセミナーとなった。これを契機に幅広く宇治茶ファンが増えることを願います。

公益社団法人京都府茶業会議所令和6年度宇治茶振興助成事業

2024年7月29日月曜日

【活動報告】茶話会2024 ~お家で簡単 茶葉の保存~

日 時  令和6年7月21日(日) 13:00~16:00
場 所  文化パルク城陽 第3会議室
参加者  30名

 今年も、お茶に興味のある方々が集まって、自由に交流ができる機会を持つことを目的として茶話会を企画しました。

日程は、講演と茶話会で構成しました。講演は、専門家からお茶を上手に保存するポイントについて話していただきました。茶話会は、5種類の異なる保存方法のお茶を淹れ、飲み比べをした後、交流会を持ちました。お茶とお菓子を囲んで、飲み比べたお茶の感想や日頃のお茶への思いを意見交換していただきました。飲み比べたお茶が想像以上に違っていたので、活発な交流がなされました。

 ■講演「開封後も美味しく飲める茶葉の低コストで簡単な保存法」

京都府茶業研究所主任研究員の竹村香里先生よりとてもわかりやすく説明していただきました。家庭で開封後も1か月間美味しくお茶が飲める簡易な保管技術の提案を目標とし、次の試験結果が報告されました。
試験1 茶葉の含水率、酸素、温度の変化が茶の品質に及ぼす影響を調査。
試験2 保管容器が茶の品質に及ぼす影響を調査。
試験結果から、保管時の3つのポイントが指摘されました。①酸化・吸湿の防止(脱気容器)、②温度変化の緩和(魔法瓶水筒)、③低温の維持(冷蔵庫)
参加者皆さん熱心に聞き入っておられ、質疑応答も活発に行なわれました。
■茶話会
5つのグループに分かれて、異なる保存方法のお茶を飲み比べました。
5種類のお茶は次の通りです。約1カ月Aを除き常温で保管しました。

A未開封(冷蔵保存) B茶袋の開封口を折り曲げて保管(常温) C茶缶に入れて保管(常温) D脱気容器に入れて保管(常温) E保温ポットの中に入れて保管(常温)

まず茶葉の外観を見て保存方法を予想します。次に同じ方法で淹れたお茶を飲んで、保存方法を予想します。皆さんの鑑定が終わったのを見計らって、司会の方から正解を発表しました。その後、グループで自己紹介と感想など出し合い、交流を始めました。

資料茶の鑑定は、外観の見分けが難しかったです。水色の違いは確認できましたが、保存方法を見分けるのは難しかったです。
交流は、和気あいあいと活発な意見交換ができました。「一番良い(未開封)のはわかったけど、あとは茶葉の外観にそれほど差はなくわからなかったがとても興味深い研修でした」「お茶の概評をもう少し詳しく教えて欲しかった」「日頃交流のない方とも話ができて良い機会でした」などの感想をいただきました。
今後も引き続き、お茶好きの方々が気軽に参加していただけるイベントを企画していきたいと思います。 

2024年7月2日火曜日

【活動報告】対面式宇治茶ムリエ講座(R6-6月)

宇治茶の郷づくり協議会(京都府山城広域振興局・京都府茶業会議所他)メールマガジン7月号(Vol.145)から以下、抜粋転載させていただきます。
京都府支部会員の皆様、いつも有難うございます。笑顔の素敵な講師として、引き続きおいしい宇治茶で癒しのひとときを、お伝えして下さいますよう宜しくお願い致します。(日本茶インストラクター協会京都府支部)
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 2024年6月11日、18日に対面式の「宇治茶ムリエ講座」を宇治茶会館で開催しました。合計53人の参加があり、宇治茶の本格的なおいしい淹れ方や歴史、文化について学んでいただきました。
 大変好評でしたので、第2回の開催も予定しております!開催日程が決まりましたら、「京都やましろ・宇治茶の郷ホームページ」等でお知らせいたしますので、まだ「宇治茶ムリエ講座」を受けたことが無い方はぜひご参加ください♪
□ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/

2024年3月9日土曜日

【活動報告】第20回通常総会及び令和6年度茶香服大会のご報告

 日本茶インストラクター協会京都府支部
第20回通常総会 ・ 茶香服大会 実施報告書
開催日時 : 2024年2月24日(土)
開催場所 : 宇治茶会館

 n  通常総会

関係機関よりご来賓7名様のご出席を賜り、京都府支部会員約30名の実出席のもと、通常総会が開催されました。例年通りの報告総会の形式により、京都府支部における令和5年度事業報告並びに会計・監査報告、会員活動の報告も総会資料を通じて共有されました。

令和6年度についても堅実に活動を推進していく方向性を確認し、事業計画や収支予算についても承認されました。新年度も各事業を通じて会員のさらなる資質向上に努め、会員相互はもちろん宇治茶に関わる人々と交流を深めて、京都府支部として宇治茶の素晴らしさを共感できる活動に継続して取り組むことを共有できました。



n  茶香服大会

総会終了後、京都府支部会員・他府県支部会員・一般参加者の皆様に加えて一部のご来賓にもご参加いただき、総勢58名の参加者で茶香服大会を開催しました。

京都府支部役員が煎じ手や配手、湯水係や得点係などを分担し、29名ずつの2席という配置にて、茶香服を通じて親睦を深めることができました。数年間猛威を振るった新型コロナウイルスがやや落ち着き、終始参加者どうしで湯呑みを共有しない(配手が注いで回る)かたち等、新しい対策を取り入れた茶香服になりましたが、大きな混乱もなく和やかに楽しんでいただけたことと存じます。成績優秀者には会員の部・一般の部それぞれに、賞品が贈呈されました。

総会・茶香服大会と、新年度を迎える節目の1日を多くの皆様とお茶を通じて楽しく交流できました。令和6年度も京都府支部において多彩で活発な活動が展開されますように、会員の皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。